集英社スーパーダッシュ文庫の場合


えー、この前の富士見ハーレムラノベの話がそこそこ好評だったので、他の出版社のハーレム系ラノベについてもまとめてみようかなと思ったのですよ。
でも、電撃とMFって、アニメ化作多いじゃないですか。時間かけて確認してかないと、絶対漏れが出ますよね。
とりあえず手頃なところってことで、非角川系レーベル(新書と女性向けを別にして)で一番の古手、集英社スーパーダッシュ文庫について考えることにしてみました。調査の主題が、ライトノベルへの美少女要素・美少女ゲーム的方法論の浸透なんで、萌え特化モノ不遇のファミ通や、後発のガガガやHJについて調べても仕方ないですし。
wikipediaによれば、集英社スーパーダッシュ文庫からのアニメ化は2010年末の現時点で8作、手頃な線…ですよね?


今回は、先にリストを出しましょう。


集英社スーパーダッシュ文庫 アニメ化作
作品名著者掲載・発売時期アニメ化
R.O.D
倉田英之2000-2006?(中絶中)2003-2004
はっぴぃセブン
川崎ヒロユキ2001-20092005
銀盤カレイドスコープ
海原零2003-20062005
よくわかる現代魔法
桜坂洋2004-2009(BS11)
戦う司書シリーズ
山形石雄2005-20102009-2010(BS11ANIMAX)

片山憲太郎2005-2008?(中絶中?)2005
アキカン!
藍上陸2007-2009
迷い猫オーバーラン!
松智洋2008-2010
ドラゴンクライシス
城崎火也2007-2011

2010年までにアニメ化された8作品のうち、『R.O.D』『銀盤』『現代魔法』の3作が明確に女性主人公で、特定の「主人公」を持たない群像劇スタイルながらハミュッツ姉さん(30代女性)が看板を張ってる『戦う司書』シリーズも含めるならば、女性主人公の比率は半分に達します。
ヒロインが視点キャラを兼ねるライトノベルは、90年代までは結構多かった(新井素子作品とか『スレイヤーズ』とかね)けれど、ゼロ年代には男性主人公キャラを設定する美少女ゲーム方式が一般的になってだいぶ減った印象。
抽出数の少なさからくる誤差でなければ、スーパーダッシュ文庫を創刊(00年)した丸宝編集長の前職がコバルト文庫の副編集長という、人脈的にコバルトに近いレーベルの出自があらわれたものかもしれません。


残りの4作、加えて来年1月からアニメ化が決定している『ドラゴンクライシス』は、いずれも複数ヒロインと解釈することが可能です。


はっぴぃセブン 召しませ福を (はっぴぃセブンシリーズ) (集英社スーパーダッシュ文庫) 紅 (紅シリーズ) (集英社スーパーダッシュ文庫) アキカン! (アキカン! シリーズ) (集英社スーパーダッシュ文庫) 迷い猫オーバーラン! 拾ってなんていってないんだからね!! (迷い猫オーバーラン! シリーズ) (集英社スーパーダッシュ文庫) ドラゴンクライシス! 1 真紅の少女 (ドラゴンクライシス! シリーズ) (集英社スーパーダッシュ文庫)

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